IEAによると、電気自動車の販売台数は過去最高となり、欧州での全ての自動車販売台数(約950万台)よりも多くなった。販売の6割は中国で、新車販売の約半分が電気自動車となっている。
また、世界で使用されている電気自動車の数も1.6倍の2600万台となった。自動車全体に占める電気自動車の割合は、2020年には4パーセントだったが、2022年には14パーセントにまで上昇した。今年末には18パーセントになると予測されている。
また、2023年の第1四半期(1月~3月)には世界で約230万台の電気自動車が販売された。1年前より約25パーセント多くなっている。下半期に販売が加速するとみられており、年末までに1400万台に達する見込みだ。
日本の電気自動車の普及は諸外国に比べて遅れが指摘されている。日経新聞などによると、2022年の日本の電気自動車販売台数は、前年比2.7倍の5万8813台と過去最高を記録したものの、全体に占める電気自動車の割合は3パーセント(前年は1パーセント)と世界平均を大幅に下回っている。
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