米FOX降板のタッカー・カールソン氏、米メディアで議論が禁止されているテーマを語る

米FOXニュースの看板キャスターだったタッカー・カールソン氏は27日、降板後初となるメッセージ動画をツイッターに投稿した。カールソン氏は、バイデン米政権への批判で知られる。同氏は、米メディアで議論が禁じられている「未来を決める大きな問題」について語った。
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カールソン氏によると、メディアは「市民的自由、人口動態の変化、企業力、天然資源、新興科学」のテーマは取り上げない。また、米国の民主党員と共和党員、およびそのスポンサーには、「彼らに有利に働く」ことだけをメディアで議論するというコンセンサスが存在しているという。カールソン氏は「突然米国は、一党独裁国家のようになってしまった」と嘆いた。
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一方、同氏は、権力の座に居座っている人たちを信じる人はもはや誰もいないため、これはすべて一時的なものであり、まもなく真実が勝利すると主張した。なお、カールソン氏は、権力を握っている人たちもそれを理解しているため、彼らは「力に訴えている」と強調している。同氏は、米国には真実を語る人々がまだおり、これが希望を抱かせると指摘した。
今月24日、保守的な論調やバイデン政権に対する痛烈な批判で知られるタッカー・カールソン氏がFOXニュースを退局すると報じられた。米メディアによると、退局はカールソン氏自身の意思によるものではない。退局のニュースを受けてFOXニュースの株価は5.4%暴落した。なお、カールソン氏本人は自身の退局について何もコメントしていない。
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