ロシアから撤退していたZARAが新たな店名でモスクワにオープン、価格帯は以前通り

ロシアから撤退していたZARA(スペインのファッションチェーン、「インディテックス」グループ)がMaagという新たな名称でモスクワにオープンした。
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産業貿易省によると、ロシア政府は3月30日にインディテックス社のロシア現地法人を友好国に拠点を持つFashion and More Management DMCC社に売却することを承認したという。これによりインディテックス社が所有していた販売店はMaagやDub、Ecru、Viletなどの新たな店名でロシアに再オープンすることとなった。
発表によると、最初の1店舗目がモスクワ都心の一角にオープンしたという。スプートニク通信の記者が訪れて確認したところ、価格帯は以前の水準を維持している。また、取材に応じた店員によると、商品の多くはトルコやバングラデシュなどで製造されているとのこと。
インディテックスはZaraやBershkaなど、多数の洋服チェーンを展開する世界的大手。運営側は2022年3月上旬にロシアでの活動停止を決定していた。
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