ウクライナでの露特別軍事作戦

米国はゼレンスキー氏に領土喪失を受け入れさせる=米紙コラムニスト

米紙「Responsible Statecraft」のコラムニストであるダニエル・ラリソン氏は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、米国の面目を保つために、紛争後、ウクライナの領土喪失を受け入れざるを得ないとの見解を記した。
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ラリソン氏によれば、ウクライナ軍が大きな前進を遂げられるかどうかは不透明であることから、米国はウクライナ軍に対して、大きな敗北を喫し、軍事的崩壊につながりうる危険な行動を取らないよう警告する必要がある。
記事では「ウクライナ政府が失われた領土の完全な奪還よりも低い条件で合意するためには、米国は国際社会が注目するようウクライナに公然と圧力をかけなければならない」と述べられている。
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ウクライナ人が落ち着くまで紛争を煽るという野心的な呼びかけは、バイデン政権を窮地に追い込むことになるので、この話題でウクライナをもてあそぶことはやめるべきだとラリソン氏は結論付けた。
記事でも述べられているように、先に、米上下両院の超党派議員らが、ウクライナの国境を1991年の境界線に戻すことで紛争を終結させることを求める法案を準備していることが明らかになった。
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