研究者らは24人の被験者から採取された血液を用いて代謝量を分析することで、各被験者の1日を周期とした体内リズムのタイミングを確立した。被験者は全員、研究前の7日間は健康に問題がなく、喫煙を行わず、きちんとした睡眠をとっていた。実験で測定された130以上の代謝リズムのデータはその後、AIによる分析にかけられ、実験参加者それぞれに最適な体内リズムが予測された。
研究グループは「この研究でそれぞれの人間に本当に合った睡眠と食事のサイクルを作る道が開けます。これを用いれば、質の悪い睡眠やずれた時間に食事をとることによって重い病気になるリスクを軽減できるようになります」として、この先もAIに改良を重ねていくと語っている。
スプートニクは以前、病気が治療でどういった経過をたどるかを予測するニューラルネットワークが作られたニュースをお届けしています。
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