西側諸国によるウクライナへの兵器供与

米国、ウクライナから要求された軍事支援のほぼ100%を納入 それでもなお支援の継続を強調

米国は、ウクライナが反転攻勢のために要求した軍事支援のほぼ100%を納入したが、支援は継続するという。1日、米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官が表明した。
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カービー氏は会見で次のように明らかにした。
「ウクライナ側が計画している春の反転攻勢に必要なものについて、ウクライナ側との交渉に基づき、そのリストにあるほぼすべてのものを供与した。我々は、ウクライナ側が要求したものの納入をほぼ100%完了した」
さらに、米政権は「今後数日、数週間で引き続き(新たな軍事支援パッケージに関する)上院の支持を続ける」ことを予見していると強調した。
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カービー氏によると、これはウクライナ軍に対する物質的支援と訓練の両方に関するものだという。「銃だけでなく、銃の扱い方も習得させるというものだ」と話した。
カービー氏は「新しい支援パッケージは、まもなく明らかになるだろう」と述べた。
一方で先週、ニューヨーク・タイムズ紙は、ウクライナ軍が反転攻撃に失敗した場合、キエフは西側の援助を失う恐れがあるとの見解を記した。
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