4月21日、ドイツ南西部にあるラムシュタイン米空軍基地でウクライナ防衛コンタクトグループが定例会議(いわゆるラムシュタイン会議)を開催。ロイド・オースティン米国防長官とマーク・ミリー米統合参謀本部議長が議長を務めた。
記事では「4月21日、ラムシュタイン米空軍基地で開かれた会合の傍らで、グループが結束を保つことがますます困難となることが明らかになった」と述べられている。
会合では、ウクライナへの兵器供給後の支援国の兵器備蓄問題やウクライナへの戦闘機派遣問題などをめぐり、各国で亀裂がますます生じている。また、納入の遅れや、会合時に正確な期限を示さずに兵器の供給を約束し、次の会議では過去の約束を繰り返すだけの国もあるなどといった不満が露わになっているという。
先に、ロシア外務省は、対戦車ミサイルシステムは、ウクライナに供給された他の西側兵器と同様、ウクライナ国内の腐敗により、世界中に、そして他の地域紛争に「拡散」され、組織犯罪、テロリスト、様々な過激派の手に落ちていると説明した。
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