ウクライナ軍の司令部と連携する高官は取材に対し、 ウクライナ側が米国防総省の機密文書流出事件を受け、情報漏洩に関する懸念を強めていることを明かした。そのためウクライナ側はいつ、どこで、どれだけの部隊が反転攻勢のために配備されるかを西側の同盟国とさえ共有していない。
またウクライナ政府内部でも計画の詳細を知る人物はごくわずかだという。ウクライナ最高議会の議員が匿名で取材に応じた中で明かしたところによると、「国内で計画を知るものは一握り」とのこと。
なおワシントンポスト紙によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は国防総省の機密文書流出事件について、マスコミの報道から把握したことを認め、「これは問答無用で悪い話だ」と評価した。
関連ニュース