ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ空軍、ロシア空軍の滑空爆弾について不満をこぼす

ウクライナ空軍司令部のユーリー・イグナト報道官は、ロシアの長距離滑空爆弾は、ウクライナ軍にとって深刻な頭痛の種になっていると語った。米誌「ニューズウィーク」が同氏の発言を引用して報じた。
この記事をSputnikで読む
イグナト氏は、2日の会見でこのように話したという。
「これらの爆弾は約70キロメートル飛ぶことができ、重要なインフラ施設を攻撃することができる。我々はこの種の弾薬に対抗することはできない」
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
ロシアのこの手段は独戦車レオパルトを破壊できる 軍事専門家
イグナト氏は、空域でのパワーバランスを成り立たせるために、F-16戦闘機の供与を西側に求めた。
一方、米国のコリン・カール国防次官は4月中旬、米国が戦闘機「F-16」を供与するのには、今から始めても1年半を要すると明らかにした。
同誌は以前、ウクライナと米国の専門家の話を引用し、誘導システムを搭載したロシアの滑空爆弾は、ウクライナに深刻な脅威を与えていると報じた。その中で、米軍事アナリストであるガイ・マッカードル氏は、本誌に対し「滑空爆弾はかなり独創的なSF兵器だ」とコメントした。
関連ニュース
露最新鋭戦車T-14「アルマータ」 特殊軍事作戦に投入
ロシア軍 ウクライナの戦場で米「スマート爆弾」JDAMへの対処法を会得
コメント