Истребители ВВС Южной Кореи F15K и ВВС США F-16 на военных учениях  - Sputnik 日本, 1920
ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い
ウクライナにおける前線の状況を発展させるための考え得る選択肢を議論する際、航空は主要な話題の一つとなった。ウクライナ上空では現在、ロシアの航空隊が優位に立っている。これはウクライナ軍も認めていることで、Su-35のような高級戦闘機に対抗することは不可能であると指摘している。この傾向に逆らうべく、西側諸国はウクライナの際限のない要求に応じることを決定。備蓄していたF16を提供する前にウクライナのパイロットに緊急訓練を行うことにした。ウクライナのゼレンスキー大統領は、スウェーデンの戦闘機「サーブ39グリペン」にも期待を寄せている。スプートニクは一連の動向をまとめた。

ウクライナへの「F-16」供与には1年半かかる=米国防総省

© AFP 2023 / SABAH ARARF-16
F-16 - Sputnik 日本, 1920, 18.04.2023
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米国が戦闘機「F-16」を供与するのには、今から始めても1年半を要する。米国のコリン・カール国防次官が、17日に公開された米政治外交専門誌「Foreign Policy」主催のオンライン対談イベントのなかで明らかにした。
カール国防次官は次のように述べている。

「我々が全てのお金を『F-16』に費やしたとしても、それらが到着するのは今から始めても1年半後になる」

このため、仮に「F-16」供与が決まったとしても、春から夏にウクライナ軍が行うとされる反転攻勢を助けることにはならないと指摘している。
ウクライナに西側の戦闘機は不要、そもそも操縦できない=独国防委員会トップ - Sputnik 日本, 1920, 15.04.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
ウクライナに西側の戦闘機は不要、そもそも操縦できない=独国防委員会トップ
また、カール国防次官は「ウクライナ支援には途方もない額の予算が割かれているが、無限ではない」と述べた。これまで、米国や北大西洋条約機構(NATO)は「ウクライナが必要とするだけ支援する」と豪語してきたが、ここにきてトーンダウンしてきている。
これまでに米国のジョー・バイデン大統領は、ウクライナへの「F-16」戦闘機について、目下の紛争において供与する意味はないとの考えを示していた。ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障会議戦略広報調整官は3月、米国のこの問題に対する立場は変わらないと表明しており、現時点では「F-16」供与実現への大きな動きはみえない。
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