コール氏は次のように指摘している。
「ロシア空軍はこれまでと同様、世界で2番目の規模となっており、戦闘機900機、爆撃機120機を保有している。このことは、今後始まるとされるウクライナ軍の反転攻勢に対して、大きな優位性を与えることになる」
コール氏はロシア軍が「事実上の航空優勢を得ているものの、まだ完全には利用していない」と指摘。
「ロシア派ウクライナに比べて10倍もの備蓄がある。つまりウクライナ側にとっては、頼れる多層な防空システムがなければ、地上での戦略的リスクが現実的に存在するということだ」
スプートニクはこれまでに、「ウクライナ軍はロシアの滑空爆弾には抗うことはできない」とする米軍事専門誌の視点について取り上げた。
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