ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い

在韓米軍の戦闘機「F-16」が墜落

在韓米空軍の戦闘機「F-16」が6日、烏山(オサン)空軍基地近くの農地に墜落した。パイロットは無事に脱出し、民間人の死傷者はいなかった。韓国の聯合ニュースなどが伝えている。
この記事をSputnikで読む
聯合ニュースが地元警察などの話として伝えたところによると、墜落事故は6日午前9時半ごろ、ソウルから南に約60キロの平沢(ピョンテク)市で発生した。
「F-16」は農地に墜落し火災が発生。機体はほぼ全壊した。だが、近隣に住宅などはなく、民間人の被害は出なかった。
ウクライナ上空の制空権をめぐる闘い
「ロシアの防空システムを打ち破ることはできない」元米空軍パイロットが、ウクライナ上空でのF-16戦闘機の有効性を評価
その後、米空軍の第51戦闘航空団も、烏山空軍基地付近で同日午前9時45分ごろに墜落事故が起きたと認めた。パイロットは緊急脱出し、最寄りの医療機関に搬送されたという。
事故機は通常の訓練飛行中だった。米空軍は事故原因を調査している。
先月8日には、在韓米軍所属の「F-16」2機が沖縄県宮古島市の下地島空港に緊急着陸するインシデントが起こったばかりだった。この際は、2機のうち1機にエンジントラブルが確認されていた。
関連ニュース
台湾 米国製F-16の納入が遅れていると発表 「損害の最小化」を要求
「飛び立つことさえできないだろう」 英国の軍事専門家、ウクライナにおけるF-16運用の困難について語る
コメント