アラブ連盟は7日に外相会合を開き、2011年に参加資格を停止していたシリアの復帰を認めることを決議した。
露外務省のサイトに掲載された声明の中で、ザハロワ報道官はこのように述べた。
「今回の決定は、シリアを『アラブの家』に復帰させようというダイナミックな動きによってもたらされた当然の結果であるとし、ロシアはこの待望の決定を歓迎する」
また声明では、ロシアは一貫して、アラブ諸国に対し、シリアとの完全な関係回復を呼びかけたとも指摘されている。
さらにザハロワ報道官は、アラブ連盟の創設国の1つであるシリアの連盟復帰は、中東地域情勢の正常化とシリア危機の早期解決に寄与することになるだろうとの見方を明らかにした。
声明では、現在の不法で一方的な制裁によって複雑化する、シリア復興に関する諸問題の解決に、アラブ諸国が支援することに期待するとも強調されている。
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