記事ではこのように述べられている。
「EUはウクライナ紛争の開始以来、初めてロシアの軍事機構を支援した中国企業に対して制裁を課すことを提案した」
同紙が入手した新たなEU制裁の草案によると、「ロシアに機器を供給している」とされる中国企業7社に対し制裁を導入する可能性があるという。
EU側による制限は、「世界的な影響力の争い」においてEUに米国への支援を食い止めようとしている中国の反感を買う可能性が高いと同紙は強調。また欧州委員会は、ロシアへの移入を禁止する商品リストの拡大も検討していたとされている。
同紙によると、EUは同時に、「ロシアを支援した」として、一部のイラン企業に対する制裁も提案した。EUはまた、「正当な理由なく」所在を隠したタンカーがEU諸国の港に入港することを禁止することも議論したという。
欧州委員会はコメントを拒否している。
これより前、複数のメディアは、欧州委員会が数日中にロシアに対する新たな制限措置を提案する可能性があると報じた。EU大使らは10日にこれを協議する意向だという。
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