「我が国に対して本格的なハイブリッド戦争が開始されたことは明白だ。我われの敵に対してその米国と欧州のパトロンはあらゆる種類の致死凶器を送り続け、ロシア国境地域におけるテロを鼓舞し、破壊工作や政治的な暗殺を実行している。事実上、事態を第三次世界大戦、世界的な大惨事に向かわせている。ご存知のとおり、定義上、そこに勝者はあり得ない」
メドベージェフ氏はまた、キューバ危機の際にソ連のミサイルを恐れた米国は、現在、自らNATOの兵器をロシアの国境近くに集結させていると言及した。
「一方で、キューバ危機の際に米国が世界的なヒステリーを引き起こすことになったソ連のミサイルはどれだけあったのか?他方で、現在、北大西洋条約機構(NATO)の監督下にある地域で短期間にどれだけの量の兵器が我われの国境近くに集められたか。問題は、実際に世界を破滅の脅威に近づけているのは誰かということだ」
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