「誰に必要なんだ?」 西側諸国は第三次世界大戦の議論より、責任ある対応を=ラブロフ露外相

© Press service of The Ministry of Foreign Affairs of the Russian Federationラブロフ外相
ラブロフ外相 - Sputnik 日本, 1920, 26.04.2023
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国連安保理出席のため米ニューヨークに滞在しているロシアのラブロフ外相は25日、訪問を総括した記者会見を行った。そのなかでラブロフ外相は、西側諸国が第三次世界大戦勃発のリスクを議論していることに触れ、「政治家のプロフェッショナルな対話」を阻害するものだと指摘し、西側諸国に対し責任のある対応を求めた。
ラブロフ外相は、会見で次のように述べている。

「我々は同じ地球に住んでいるのだ。今、第三次世界大戦について話し合われている。だが、それが誰に必要というのだ?」

また、西側諸国からあがっている「もしウクライナが勝てば第三次世界大戦を回避できる」という発言について、「責任のある政治家の通常のプロフェッショナルな対話に取って代わっている」と指摘。こうした第三次世界大戦の始まりの議論をするのではなく、責任のある対応を西側諸国に求めた。
これに先立つ24日、ラブロフ外相は国連安保理で演説を行った。スプートニクは演説の要旨を記事にまとめた。
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