報道によると、パトリオットはこの空爆で損傷したものの、完全には破壊されていないという。
現時点で米国政府は損傷のレベルを評価し、運用を停止させるか、あるいはウクライナ側に修理をさせて引き続き運用させるかを検討するという。パトリオットがどこに配備されていたかは発表されていない。また、米国防総省はスプートニク通信の取材に対し、詳細を明かさなかった。
先にロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官は極超音速ミサイル「キンジャール」で米国製の地対空ミサイルシステム「パトリオット」を破壊したと発表していた。
米国防総省は9日、4月中旬にウクライナに到着したとされるパトリオットを用いて、ロシア軍のキンジャールの撃墜に成功したと発表した。その後、ロシア国防省は、この情報は事実に即したものではなく、極超音速ミサイルのキンジャールは米国のパトリオットを用いて迎撃することはできないと発表した。
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