ユーラクティブの消息筋は、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長とシャルル・ミシェル欧州理事会議長は、韓国がこれまでウクライナへの弾薬供給に意欲を示さなかったことから、ウクライナへの武器供給問題に韓国が「より協力的」姿勢を示すよう説得すると語っている。これに関連してユーラクティブは、尹 錫悦大統領がウクライナで「国際社会が容認できない」事態が発生した場合は韓国も軍事支援の可能性は排除しないと発言するやいなや、韓国大統領府は大統領の発言は仮説であり、ウクライナへの武器供給に関する政府の立場は今のところ変わらないともみ消しにまわったことを指摘した。
韓国へのNATOのこうした圧力はロシアの不興を買っている。セルゲイ・ラブロフ露外相は先に、ウクライナ向けの武器を積載した貨物はロシアの合法的な標的になると指摘していた。また、ロシア大統領府も西側がウクライナに武器を多量に送り込むことは、ロシアとウクライナの和平協議の成功に寄与せず、否定的に影響すると発表している。
先に英国は、ウクライナに射程200キロメートル以上の攻撃ドローン数百機を追加供給すると発表している。
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