同紙によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ベルリン、パリ、ロンドンを訪問する前に、ウクライナが反転攻勢を開始するためにさらに多くの兵器や弾薬が必要であることを明らかにした。
軍事専門家らによると、欧州の首脳らが約束した兵器の大部分は、ウクライナ軍が攻撃を開始した後に戦場へ送られる見込み。また専門家らは、西側が今後もウクライナに軍事支援を行う能力にも疑問を呈した。
ウクライナからは砲弾や装甲車両の提供に関する要求が高まっているが、欧州はその要求に従って自国の軍需産業を十分迅速に再編することができなかった。ウクライナと西側の兵器備蓄は年内にも枯渇する可能性があるという。
専門家らはまた、欧州の各国政府が発表したウクライナへの軍事支援の大部分が、老朽化した装備品だったことにも言及した。
「その結果、EUは自分たちの軍事企業の生産能力を増強するために、多額の資金を投入することを余儀なくされている」
スプートニク通信は先に、米国はウクライナ紛争が凍結した場合のことについて話し合っていると報じた。
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