西側諸国によるウクライナへの兵器供与

米国はクリミア攻撃に向けた米国製兵器の使用に反対せず=ホワイトハウス

米国のジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、CNNのインタビューに対し、クリミア攻撃に向けたウクライナ軍による米国製兵器の使用について、ワシントンは反対しないと表明した。
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サリバン氏は21日、CNNのインタビューの中で「我々は、ウクライナが国際的に認められた国境内の領土を攻撃することに対して、いかなる制限も設けていない」とし、「クリミアは、我々の見解では、ウクライナである」と発言した。
一方で、サリバン氏は、NATO(北大西洋条約機構)の兵器を用いたロシア領土へのウクライナの攻撃を米国は支持しないと指摘した。
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21日、バイデン大統領は、ウクライナ当局の確約に従い、ウクライナ軍は「ロシアの地理的領土を攻撃するために、約束された米国のF-16戦闘機を使うことはない」と表明。これより前、サリバン氏および米政府高官は、米国とその同盟国は、F-16戦闘機について、ウクライナのパイロットが訓練され次第、どこの国が、何機、ウクライナ軍に供与するかを決定すると述べていた。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は20日、ホワイトハウスによるこのような発言について、法的行動の模倣だと表した。
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