華氏は自身のツイッターに次のように書き込んだ。
「一部のG7加盟国は、中国を『世界の安全保障と繁栄に対する最大の脅威』と呼んだ。本当か?」
華氏は、中国は世界経済の「ナンバーワン・エンジン」であり、「G7全加盟国を合わせたよりも成長率に貢献している」だけでなく、世界140カ国以上の主要貿易相手国であり、国連平和維持活動への資金提供は2位であると指摘した。
また華氏は「中国が脅威であるならば、主権国家に戦争を仕掛け、他国の合法的な政府を転覆させ、多国間協定から離脱し、他国にサプライチェーンの切断を迫るG7加盟国の一部は何なのだろうか?」と綴り、「現実の世界は洗脳されたり騙されたりすることはない」と付け加えた。
さらに華氏は、米国が近年どんな国際協定から離脱したかを示すインフォグラフィックを掲載。米国がいかに国際ルールを「遵守」しているかを思い出してもらいたいと付している。
インフォグラフィックで示されている協定には、パリ協定、ユネスコ、中距離核戦力全廃条約(INF)、オープンスカイズ条約などがある。
中国の孫衛東・外務次官は21日、G7広島サミットで中国や台湾の問題が取り上げられたことについて、日本の垂秀夫駐中国大使を呼び出し、中国への内政干渉だとして抗議した。
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