報道官はブリーフィングの中で、ロシア内への攻撃を歓迎せず、その可能性を提供もしないとした上で、「この戦争をいかに進めるかはウクライナ次第」と指摘した。
また、米軍の兵器が使用されたという報道は把握しているとした上で、情報の信憑性については疑問視した。なお、具体的にこの攻撃を行った組織の実態については把握していないと回答した。
国防総省のパトリック・ライダー報道官もこのテロ事件についてコメントし、兵器供与は承認していないと指摘した。
米軍の装甲車がこのテロで使用されたことを示す写真については「結論を下す前にファクトを見る必要がある」と回答した。
なお、ウクライナにF16戦闘機を供与する計画についてコメントした中では、パイロットの訓練は数週間から数ヶ月以内に始まるとの見通しを示し、間もなく始まるとされる反転攻勢用の支援ではないと指摘した。
先にベルゴロド州ではウクライナ支持の工作部隊が国境を越えて侵入し、作戦を展開した。これにより民間人1人が死亡したほか、数名が負傷した。ロシア国防省は対テロ作戦を実施し、70人以上のテロリストを殲滅したと発表した。