スルプスカ共和国大統領が訪露、特別軍事作戦の開始に理解示す

ロシアは安全保障の枠組みで戦っているに過ぎず、ウクライナで特別軍事作戦を開始することはやむを得ない選択だった。スルプスカ共和国(連邦国家ボスニア・ヘルツェゴビナでセルビア人を主体として構成される共和国、別称はセルビア人共和国)のミロラド・ドディク大統領が表明した。
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ドディク大統領はプーチン大統領と会談した中で特別軍事作戦の開始はやむを得ない選択だったとの考えを示し、ウクライナでの衝突が一刻も早く終了することを願うとした。また、特別軍事作戦は「ロシアとウクライナの戦争」ではなく、ロシアと西側の衝突に他ならないと表明した。その上で、スルプスカ共和国はウクライナを巡る情勢で西側の「ヒステリック」なアプローチは支持しないと指摘した。
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一方、プーチン大統領はその中立的な姿勢に感謝を示したほか、ロシアとスルプスカ共和国間の商取引が堅調に成長していることを歓迎した。プーチン大統領によると、貿易の規模は決して大きくないものの、前年比で57%の増加だという。
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