「すでに常識の域を超えている」 露ザハロワ報道官、露領に対する宇工作部隊の攻撃に関するEU上級代表の発言にコメント

ロシア外務省のザハロワ報道官はラジオスプートニクの番組で、露ベルゴロド州の状況に関する欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表の発言についてコメントした。
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ボレル氏は23日、ロシアのベルゴロド州がウクライナの破壊工作部隊に攻撃されたことについて質問を受け、「ベオグラードで何が起こっているんだ?」と尋ね、ロシア南部ベルゴロドをセルビアの首都ベオグラードと勘違いした。
ザハロワ報道官は、ボレル氏のこの言い間違えは偶然ではないとし、欧米では自分たちの「臣従関係の制度」から外れたものに対しては、すべてこのように扱われるため、ボレル氏のうっかり発言も本音の表れかもしれないとの見方を示した。
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ザハロワ報道官はまた、ボレル氏の発言は同氏の政治的立場とは関係がないと考えている。

「それは、自分たちが矛盾するほど嘘をつきすぎたことであり、この嘘がが明白になり、彼らがこうした完全な虚偽の発言でどうしようもない笑いものとなることです。とても正気の沙汰とは思えません」

22日、ウクライナを支持する工作部隊が国境を越えてベルゴロド州に侵入し、作戦を展開した。これにより民間人1人が死亡したほか、13人が負傷した。その後、ロシア国防省は、破壊工作部隊を撃退し、戦闘員70人以上を殲滅、装甲車4台とピックアップトラック5台を破壊したと発表した。
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