ショイグ氏によると、その集団はタリバンが政権を握った後、アフガニスタンでの立場を著しく強化した組織だという(注:タリバンはテロ活動に関して国連の制裁を受けている)。同氏は、米国は中東の支配下にあるならず者集団の戦闘員の移送も手配していると述べた。
ショイグ氏は、「将来的には、その組織が近隣諸国に潜入し、特にテロ行為を行う可能性がある」と述べた。
さらに同氏は、「NATO加盟国は、アフガニスタンからの性急な撤退後、アフガニスタンの復興に取り組む代わりに、さまざまな方法で中央アジア地域における軍事的プレゼンスを回復しようとしている」と指摘した。
これよりも前、民間で非営利の医療・人道援助団体「国境なき医師団」のアフガニスタン支部広報担当のトーマス・ベンドル氏は、スプートニクの取材に対し、タリバンが政権を握った後のアフガニスタンの人道的状況や、同国で活動するダーイシュ(ISIS)やその他の武装集団がもたらす脅威について語った。
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