27日、キエフ(キーウ)でゼレンスキー氏とグラム氏の会談が行われた。その中でゼレンスキー氏は、ウクライナ軍の防衛力強化に貢献したグラハム氏に感謝の意を表した。
会談の様子は一部配信された。その中で、グラム氏はこのように述べた。
「ロシア人は死につつある。我々はこれまでに、これほど上手くお金を使ったことはない」
グラム氏のこの発言を扱った記事に対し、米実業家イーロン・マスク氏はツイッターで「これまで?」とリプライを投稿した。
2022年10月、マスク氏はクリミアをロシアの一部として残し、ドネツクおよびルガンスク両人民共和国、へルソン、ザポリージャ(ザポロジエ)両州については国連の監視下で住民投票をやり直すなどというウクライナ紛争の解決ビジョンを提示した。これを受け、グラム氏は、マスク氏がCEOを務める米電気自動車メーカー「テスラ」から税制上の優遇措置を剥奪し、その資金をウクライナ支援に充てることを提案していた。
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