https://sputniknews.jp/20221004/13194293.html
イーロン・マスク氏 ツイッターで「ロシアとウクライナの平和」ビジョンを提示
イーロン・マスク氏 ツイッターで「ロシアとウクライナの平和」ビジョンを提示
Sputnik 日本
米国の実業家で億万長者のイーロン・マスク氏は、クリミアをロシアの一部として残し、ドネツクおよびルガンスク両人民共和国、へルソン、ザポリージャ(ザポロジエ)両州については国連の監視下で住民投票をやり直すなどというウクライナ紛争の解決ビジョンを提示した。 2022年10月4日, Sputnik 日本
2022-10-04T09:39+0900
2022-10-04T09:39+0900
2022-10-04T14:18+0900
国際
ウクライナ
ロシア
イーロン・マスク
クリミア
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/744/28/7442823_0:83:3073:1811_1920x0_80_0_0_02f446c0f8f5ad64f6b8c0f57bd56cc9.jpg
マスク氏は、自身のツイッターで「ウクライナとロシアの和平」について4つのポイントを挙げ、ユーザーから意見を募った。マスク氏は「国連の監視下で編入地域の選挙をやり直す」、「クリミアは、1783年以来、 (フルシチョフの過ちまで)ロシアに属していたため、正式にロシアの一部となる」、「クリミアへの給水を保証する」、「ウクライナは中立的地位を保つ」といった見立てを示している。現時点(日本時間4日9時20分)で、アンケート参加者の38%がマスク氏の案に賛成し、62%が反対している。マスク氏は「最終的にはこのような結果になる可能性が高いが、問題はそれまでに何人死ぬかだ」と綴っている。9月30日、ロシアのプーチン大統領はクレムリンで、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポリージャ、ヘルソン両州の住民投票の結果について演説し、その後、各地域の首長らとロシア編入に関する協定文書に調印した。その後、ロシア憲法裁判所は、これらの協定がロシア憲法に合致しているとの判決を下している。3日、ロシア下院は、4地域のロシア編入に関する協定に批准した。クリミアは2014年3月に実施された住民投票の結果、クリミアの有権者の96.77%およびセヴァストポリの住民の95.6%がロシアへの再編入を望んだため、ロシアの構成体となった。一方でウクライナは未だにクリミアを自国の領土と主張しつづけており、現在の状態を一時的な占領と位置付けている。これに対してロシア指導部は、クリミア住民の実施した住民投票は民主的手段でかつ国際法および国連憲章に完全な形でのっとっており、ロシアへの再編入は投票で選び取られたという立場を何度も繰り返してきた。プーチン大統領は、クリミア問題は「完全に解決済」と指摘している。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20221004/13190260.html
ウクライナ
クリミア
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2022
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/744/28/7442823_0:0:2731:2048_1920x0_80_0_0_e1bc7e693c1cad18adb0f31916b34c7d.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
国際, ウクライナ, ロシア, イーロン・マスク, クリミア
国際, ウクライナ, ロシア, イーロン・マスク, クリミア
イーロン・マスク氏 ツイッターで「ロシアとウクライナの平和」ビジョンを提示
2022年10月4日, 09:39 (更新: 2022年10月4日, 14:18) 米国の実業家で億万長者のイーロン・マスク氏は、クリミアをロシアの一部として残し、ドネツクおよびルガンスク両人民共和国、へルソン、ザポリージャ(ザポロジエ)両州については国連の監視下で住民投票をやり直すなどというウクライナ紛争の解決ビジョンを提示した。
マスク氏は、自身のツイッターで「ウクライナとロシアの和平」について4つのポイントを挙げ、ユーザーから意見を募った。
マスク氏は「国連の監視下で編入地域の選挙をやり直す」、「クリミアは、1783年以来、 (フルシチョフの過ちまで)ロシアに属していたため、正式にロシアの一部となる」、「クリミアへの給水を保証する」、「ウクライナは中立的地位を保つ」といった見立てを示している。
現時点(日本時間4日9時20分)で、アンケート参加者の38%がマスク氏の案に賛成し、62%が反対している。
マスク氏は「最終的にはこのような結果になる可能性が高いが、問題はそれまでに何人死ぬかだ」と綴っている。
9月30日、ロシアのプーチン大統領はクレムリンで、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポリージャ、ヘルソン両州の住民投票の結果について演説し、その後、各地域の首長らと
ロシア編入に関する協定文書に調印した。その後、ロシア憲法裁判所は、これらの協定がロシア憲法に合致しているとの
判決を下している。3日、ロシア下院は、4地域のロシア編入に関する協定に
批准した。
クリミアは2014年3月に実施された住民投票の結果、クリミアの有権者の96.77%およびセヴァストポリの住民の95.6%がロシアへの再編入を望んだため、ロシアの構成体となった。一方でウクライナは未だにクリミアを自国の領土と主張しつづけており、現在の状態を一時的な占領と位置付けている。これに対してロシア指導部は、クリミア住民の実施した住民投票は民主的手段でかつ国際法および国連憲章に完全な形でのっとっており、ロシアへの再編入は投票で選び取られたという立場を何度も繰り返してきた。プーチン大統領は、クリミア問題は「完全に解決済」と指摘している。