ベンデット氏によると、このような無人機は、敵が高度な防空システムや電子戦システムを持たない環境において、優れた性能を発揮するが、ロシアについてはそうは言えないという。同氏は「無人機は比較的低速で飛行するため、よく組織化されたさまざまな防空システムの標的になる可能性がある。この状況はリビアやナゴルノカラバフでもみられた」と語っている。
同メディアによると、ウクライナは特別軍事作戦開始以降、「バイラクタルTB2」50機を受け取ったものの、2022年末には同型機が戦場に事実上現れなくなった。同氏によると、ウクライナは現在、保有するバイラクタルTB2を偵察や監視に使用しているほか、同型機を使って他の無人機を指揮しているという。
最近の推定によると、ロシア軍は毎月、さまざまな種類や大きさからなるウクライナの無人機1万機を撃墜している。
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