ジェット推進ドローン・カミカゼ、スナイパー用の「見えないスーツ」など、ロシアで開発された最新の軍用装備品

© Sputnik航空機タイプのジェット推進FPVカミカゼ・ドローンのプロトタイプ
航空機タイプのジェット推進FPVカミカゼ・ドローンのプロトタイプ - Sputnik 日本, 1920, 23.04.2023
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ロシアの首都モスクワで21~22日に見本市「エキピロフカ」が開催され、世界に類を見ない最新の軍用装備品や個人用保護具などが展示された。スプートニク通信が、これらのユニークな開発品の中から、特殊軍事戦ゾーンで戦っているロシア兵にまもなく渡されるいくつかの製品をご紹介する。

ジェット推進ドローン・カミカゼ

ロシアのベスピロートニエ・アッパラーティ社は、航空機タイプのジェット推進FPVカミカゼ・ドローンのプロトタイプを出展した。この徘徊型弾薬ドローンは、高速で飛行するだけでなく、複雑な飛行もできる。ジェット推進ドローンには人工知能(AI)やコンピューター・ビジョンが搭載されており、熱シグネチャや画像を認識することが可能。次世代カミカゼ・ドローンの設計者は、 慣性航法システムを調整することによって近い将来、無線チャネルの使用を完全にやめる意向。

対ドローン銃「ステパシカ」

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対ドローン銃PARS-S「ステパシカ」 - Sputnik 日本, 1920, 23.04.2023
対ドローン銃PARS-S「ステパシカ」
ロシアのロカツィオンナヤ・マステルスカヤ社は、見本市に対ドローン銃PARS-S「ステパシカ」を出展した。「ステパシカ」は、特殊軍事作戦ゾーンで広く使用されているMavic、FPV、Autelなどのすべてのドローンを「電波妨害」することができる。この対ドローン銃は、据え置き型と携帯型のどちらのスタイルでも使用可能。有効射程距離は最大1.5キロ、重量は9.6キロで、連続稼働時間は2時間。このロシアの新しい電子戦システムは、すでに大量生産されている。

スナイパー用の見えないスーツ「ボゴモルZ」

赤外線装置には見えないスナイパー用スーツ「ボゴモルZ」の開発会社によると、「ボゴモルZ」はいくつかの点で外国の類似品を上回っている。この技術を用いて兵士のみならず装備品も保護することができる。これは重量1~3キロの軽量の防護服で、動いてもガサガサと音を立てない素材で作られている。このユニークなスーツは、特に敵に音を聞かれたり、見つかってはならないスナイパーに適している。ボゴモルZは、すでに戦闘ゾーンでテストされている。
ミグ31 - Sputnik 日本, 1920, 19.04.2023
NATOの衛星を破壊できるロシア製兵器について米メディアが報じる
スプートニク通信は先に、ロシアにはウクライナ軍が利用する「スターリンク」を妨害する秘密兵器があると報じた。
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