記事では「中国側は、5月初旬にオースティン国防長官から受けた会談の招待を拒否したと米国に伝えた。今週シンガポールで中国の李尚福国防相と会談するというものだった」と述べられている。
5月中旬、オースティン氏は6月2日から4日に予定されている会議の傍ら、中国の李氏と会談する機会を期待していると明らかにしていた。
米国防総省が強調したところによると、ワシントンは米中両国の軍事部門間のオープンなコミュニケーションチャンネルを維持することが重要だと考えている。両国間の競争が紛争に発展するのを防ぐのに有効だとしている。
米紙ポリティコは4月、消息筋の話として、米国による高官レベルの接触再開の試みを中国が拒否していると報じた。中国政府は、以前中止とされたブリンケン国務長官による訪中の新たな日程設定、他の高官の訪問調整、さらにはバイデン大統領と習首席の電話会談さえも支持しなかったと明記されている。
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