29日に行われたルーラ氏との会談後、マドゥロ氏はこのように指摘した。
「ベネズエラがいつかBRICSに加わりたいかと問われれば、ベネズエラはイエスと答えるだろう。我々はBRICSに加盟し、この新たなアーキテクチャと世界政策の構築に同行したい」
マドゥロ氏によると、BRICSは「異なる世界との協力を望む人々にとって大きな磁石」に変わりつつあるという。
「BRICSには、すでに何カ国の申請があるのか?私は30以上と読んでいる」とマドゥロ氏は強調した。
ルーラ氏は、ベネズエラがBRICSに加盟する可能性について好意的に受け止めていると述べた。また、こうした構想には、すべての加盟国による合意が必要だと付け加えた。
その上で、ルーラ氏は次のように語った。
「私は、ドルから独立できるよう、取引に使用する通貨を加盟国間で共通化することを夢見ている。ビジネスの自由度がこれ以上上がらないということはありえない。BRICSがEU(欧州連合)のユーロのような通貨を持つことを夢見ている」
スプートニクは以前、BRICSへの加盟を目指す国が増えている理由として、米国の押し付けに従いたくないと意思表明だとする専門家の見解を紹介している。
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