青年スポーツ省は4月、露選手が参加する大会のボイコットを決定していた。このボイコットに違反した選手は五輪代表から追放すると警告していた。現地メディアua.tribuna.comは次のように選手の言葉を伝えている。
「私はスポーツ省の決定が理解できません。彼らはテニスについて言及しましたが、原因はテニスにあるとのことです。私たちは単に自分の足を撃っているだけです。多くの選手は今や出場し、国を代表することができません。現在、ますます多くの競技でロシア選手とベラルーシ選手が復帰しています。スポーツに人生を捧げた私たちのスポーツ選手らが可哀そうです。スポーツ省の立場が理解できません。彼らはスポーツ選手に選択肢を残していません。希望に応じて参加させてくれるのならば良いですが、これは命令ではないですか」
現在、ロシアとベラルーシのテニス選手らは中立選手として国際大会への出場が認められている。
ウクライナ政府はこれまでに、2024年パリ五輪の予選ではロシア選手が参加しない場合にのみ参加を認めることを決定した。これに伴い、ロシア選手とともに競技に参加したウクライナ選手は代表資格を失う可能性がある。これにはIOCからも「やりすぎだ」と批判の声があがっている。
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