プーチン政権 制裁下でもロシアには数十億ドルの投資=米軍元諜報員

ロシアのプーチン大統領は、欧米からの制裁圧力があるにもかかわらず、ロシアに数十億ドル規模の投資を集めている。米軍の元諜報員スコット・リッター氏が、ユーチューブ・チャンネル「ジャッジング・フリーダム」でこのように発言した。
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リッター氏は、「今日のロシア経済は、史上かつてないほど好調だ。(中略)欧米はロシアを引きずり下ろし、資本逃避を促し、投資を阻害する錨だったのだ。実際、信じられないほどの資源を持つロシアは、その富を失いつつあった」と述べている。
同氏によると、制裁のおかげで、今ではすべての物質的な富がロシアに留まり、ロシアの近代化に貢献している。さらに同氏は、欧米企業がモスクワから撤退した後、中国やインドなど世界各国の企業家がモスクワに投資するようになったと指摘している。
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リッター氏は、「今日は彼ら全員がモスクワでビジネスを行っている。中国人は最高の時を過ごしており、数十億ドルを投資している」と彼は語った。
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