「米政権は、この方面における現在の危機を招いた原因を頑なに無視し続けている。米国の代表は、この危機が、最終的にわが国に対する全面的なハイブリッド戦争という最終形態をとった、わが国へ米国の露骨な敵対政策とは無関係であるかのように装い続けている」
またザハロワ氏は、「ロシアは安全保障を確保するための政治的・外交的手法を放棄しているわけではないが、そうした手法は、すべての当事者がずるい手を使おうとしない場合にのみ効果を発揮する」と述べた。
これよりも前、米国のジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、ロシア政府の準備が整えば、米政権は新START条約が規定する量的制限を遵守する用意があるとの考えを示した。
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