ブリンケン氏が3日に発表した声明には「米国は、中国と世界中の人々の人権と基本的自由を擁護し続ける」と述べられている。
またブリンケン氏は、天安門事件について、米政府は「平和的な中国の民主化運動家やその支持者」に対して、中国政府が「残忍な弾圧」を行ったとみなしていると付け加えた。
1989年4月15日に北京で勃発した学生による抗議運動は6月4日に最高潮に達した。その後、中国軍は戦車を用いて民主改革を求める学生らの抗議運動を鎮圧した。犠牲者の正確な数については未だに議論の余地があり、公式データによれば、200人が以上死亡、約7000人が負傷したとされている。一方、人権活動家らは数千人が死亡したと訴えている。
関連ニュース