A4は、冷戦時代のレオパルト2の最後の改良型。同モデルは、ソ連製戦車に対抗するために開発され、敵の対戦車ミサイルシステムや即席爆発装置への対策が施されていない。
レオパルト2のA4型は、その後の改良型とは異なり、現代の対戦車ミサイルに対する防御力がかなり低く、特にそれは側面や尾部に命中した場合に顕著。A4型の側面装甲は初期のT-72戦車よりもさらに薄い。
またロシア軍には、最大1300mmの均質な装甲を貫通できる「コルネット」など、より強力な対戦車兵器がある。これはレオパルト2の正面部分に打撃を与えるには十分とされる。
これより先、米国製戦車エイブラハムとレオパルト2は特殊軍事作戦の戦線で用いられた場合、ロシアの戦車T-14「アルマータ」にやすやすと鹵獲される可能性があると報じられた。
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