西側諸国によるウクライナへの兵器供与

ウクライナ国内での戦車「パンター」の製造は15~20か月後に始まる可能性がある=ラインメタル社

ドイツの防衛大手ラインメタルのアルミン・パッペルガー最高経営責任者は9日に掲載された同国の新聞社グループ「RedaktionsNetzwerk Deutschland(RND)」のインタビューで、ウクライナに建設する自社工場では最新のドイツ製戦車「KF51 パンター」の製造が15~20か月後に始まる可能性があるとの見方を示した。
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パッペルガー氏は、ウクライナ国内に戦車工場を建設することについて、危険性はないとしている。一方、同氏は、ドイツから従業員を工場に派遣することは計画していないという。
「まず現地従業員を対象とした専門性を高める研修を行ったり、その一部をドイツに派遣して雇用したいと考えている。我われはいつもこのようにしている」
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
ウクライナに引き渡されたレオパルト2戦車の大きな欠点が明らかに
またパッペルガー氏は、ウクライナでドイツ製戦車レオパルト2が破壊されたことを認めた。同氏によると、ウクライナ政府はドイツから供与された兵器システムの損失についても発表していないが、損失は実際に存在しているという
スプートニク通信は先に、ロシア軍がレオパルト戦車を鹵獲したと報じた。
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