「同源都市」はリング状の浮体建築。日本の「1里(約4キロ)1時間」という概念を基に設計され、その直径は1.58キロ、周囲は約4キロ。都市レベルの機能をもった小さな村で、1万人が活動することが見込まれている。
コンセプトは「新しい海洋経済圏の創造」と「医食住情電資の融合」。街には学校やオフィス、ゴミ処理場、病院など主要生活インフラが整備されるほか、自然災害への対応、海洋環境改善、気候難民の受け入れなども行うという。
同社は「同源都市」建設実現に向け、2021年後半より静岡県浜名湖で海上農園「Green Ocean」計画を開始。2024年3月に行われる浜名湖花博に合わせた実証実験機建設を目指している。