プーチン大統領は次のように述べている。
「重要な課題は三元戦略核戦力の発展だ。ロシアの核戦力は効率的かつ確実に戦略抑止や世界のパワーバランスの維持を可能にしている」
また、露戦略兵器の運用・管理を担う戦略ロケット軍の半分の部隊が、最新鋭の弾道ミサイルシステム「ヤルス(PC-24)」で武装されているとも強調した。
核兵器をめぐっては5月末、ロシアが同盟国のベラルーシ領内への戦術核兵器の移転を始めている。ベラルーシにはすでに核兵器運搬手段となりうるミサイル複合システム「イスカンデル」が配備されていた。プーチン大統領はこれについて、「米国がこれまで他国に自らの核兵器を配備してきたように、ロシアの核兵器をベラルーシに配備するだけだ」と説明している。
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