ロシアで水中ドローンを破壊できる新型小型魚雷を開発

ロシア・サンクトペテルブルクにあるクロンシュタットで開催された国際海軍サロンで、水中ドローンを破壊できる新型万能小型魚雷がお披露目された。この魚雷を発表したのは「戦略ミサイル兵器」会社であり、同社は、開発母体である海洋水中兵器ギドロプリボール・コンツェルンの一部である。
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ロシアの新型魚雷は、ヘリコプター、航空機、無人偵察機から世界のあらゆる海域で使用できる。水中魚雷の主な目的は無人潜水艇との戦いだが、水上艦や潜水艦を攻撃することもできる。
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魚雷は口径220ミリ、重さ約100キロ、長さ2メートル。この魚雷は、その小ささと重さにもかかわらず、非常に強力で、最適な航続距離と速度を持っている、と開発社は指摘する。航続距離は7キロ、速度は27ノット、爆発物の質量は35キロである。
水中魚雷はまた、最新の装置とプロセッサーを備えており、そのおかげで自己照準機能を持たせることができ、自律モードで弾頭を非接触で爆発させることもできる。
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