InfoBRICSの記事によると、現時点で英国はウクライナに対してチャレンジャー2を危険な作戦で使用しないという保証を求めている。またチャレンジャー2は特別な条件下でメンテナンスおよび輸送されなければならず、これによってチャレンジャー2はウクライナ軍の最も「わがまま」な戦闘車両となっているという。
「英国は現在、自国の戦車がどのように使用されているかについて失望をあらわにし、キエフ政権軍による保証が十分ではないと不満を表明している」
また記事では、このような西側の装備は原則的にウクライナのような土地での戦闘、さらには空からの援護がない戦闘には適さないと指摘されている。特に西側の戦車は旧ソ連製やロシア製の戦車に比べて30%大きくて重い。
記事によると、ソ連時代のはるかに軽量な装甲兵員輸送車でさえ、草原の泥の中を移動するのは難しく、操縦はほぼ不可能だという。そのため軍は道路を使って移動することを余儀なくされており、これによって軍用機、無人機、大砲、攻撃ヘリコプター、歩兵の格好の標的となっている。
これより先、スプートニク通信は、ロシア軍は英国がウクライナ軍に供与した戦車チャレンジャー2を戦場で焼き払うだろうという元米海兵隊情報将校のスコット・リッター氏の見解を報じた。
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