ウクライナにロシアに勝利のチャンスなし=ケネディ・ジュニア米大統領立候補者

ウクライナがこの戦争でロシアに勝利するような事態の展開は一切ない。米大統領選挙への民主党からの指名争いへの出馬を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア(69)はソ連出身米国籍の研究者のレックス・フリードマン氏のYoutubeチャンネルに出演した中でこうした声明を表した。
この記事をSputnikで読む
「この世にわずか1つでもウクライナ人がロシア人に勝利する方法があるとは思えない。欧州は今、深刻な問題に直面していると考えている。ドイツ、イタリア、フランスで暴動が起きているのを目にしているではないか。これら諸国は内政問題を抱えている。欧州にはウクライナのために命を捧げる人員を送る気はない。だがウクライナの人員はもう尽きている」ケネディ氏はこう語っている。
ケネディ氏はまた、ウクライナ軍は部隊の人員不足を埋めるために強制動員をかけており、徴兵年齢の男子は戦線行きを免れようと、ウクライナの国外に出ようと必死だと指摘した。
【視点】「ウクライナ反攻の壊滅的失敗を示唆」 米クラスター爆弾供与の理由を専門家が語る
6月初め、ケネディ氏は米国の生物学研究所について声明を表し、そういった研究所は世界中にあり、ウクライナにもあると明言している。
関連ニュース
そこでは米国が羨望を抱く客人でしかない自分たちの亜大陸に「花咲く庭」をつくるという欧州諸国の夢が崩れ去った理由を専門家らが説明
【解説】米タカ派の勢い 結果なきウクライナの反転攻勢で失速
コメント