米国人記者シーモア・ハーシュ氏による調査

ウクライナの反攻は失敗 報道は一切報じていない=米ハーシュ氏

ピューリッツァー賞受賞の米国人報道調査記者のシーモア・ハーシュ氏は、ウクライナの反攻が成功していないことは、米国紙の一面の見出しからこの話題が消えている以上、新聞を注意深く読んでいる人であれば想像できると指摘した。ハーシュ氏のこの指摘はSubstack上に掲載された。
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「ワシントンポストやニュヨークタイムズ紙を注意深く読んでいれば、今、ウクライナの反攻がうまくいっていないことは想像できる。なぜならここ数週間は、成功しているという記事は出されていないか、一面の見出しにはないからだ」

ハーシュ氏は、ウクライナの反攻が否定的に影響するのはキエフだけではなく、米国も、特にバイデン大統領府、NATO諸国が手痛い思いをすると述べている。ハーシュ氏は、記者らがウクライナ情勢について執筆する場合、米国務省およびホワイトハウスの役人らの発表に依拠しているが、国務省もホワイトハウスもウクライナの反攻の実際のカタストロフィーがわかっていないと指摘している。
米国人記者シーモア・ハーシュ氏による調査
ウクライナ、米国、NATOにも益なし 反転攻勢をハーシュ記者はこう見る
米国人政治評論家で社会運動家のフィル・ケリー氏はスプートニクに対し、米国のウクライナへのクラスター爆弾の供与はウクライナの反攻が大失敗したことを如実に物語っていると指摘している。
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