CNNによると、昨年6月、人道支援使節団のスタッフを装った犯罪組織が約1万7000ドル(約239万円)相当の防弾チョッキを盗んだ。同年8月には義勇兵大隊の兵士らによってライフル銃60丁と薬莢1000個が盗まれた。闇市場で売るためだったとみられている。なお、犯罪者らの試みはウクライナの諜報機関によって阻止されたという。
一方、報告書によると、ウクライナは米国から供与された軍事装備の最終使用について、義務づけられた監視を実施できなかった。また米国は、ウクライナ国内にいる「米国の人員に限りがある」ため、武器輸出管理法に従ってすべての装備の追跡および監視を行うことができなかったという。
ウクライナ軍の兵器が闇市場に
米国の著名な報道記者でピューリッツァー賞を受賞したこともあるシーモア・ハーシュ氏は今年4月、西側はウクライナ軍に供与された兵器が闇市場に流れていることを知っているが、西側メディアは黙り込んでいると語った。
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