IT・科学

信じられないほどの可能性を持ったサイバーボディ マスク氏、脳内チップで操作するサイバー義肢の製作を計画

米テスラ社を率いるイーロン・マスク氏は、同社の2023年第2四半期決算説明会で、将来的にテスラは脳に埋め込まれたチップを使って操作するロボット義肢の製作に取り組む可能性があると発表した。米ビジネス・インサイダーが報じてた。
この記事をSputnikで読む
マスク氏は説明会で、サイボーグをつくる計画を明らかにした。同氏はまず、テスラが開発したヒト型ロボット「Optimus(オプティマス)」が2024年にもテスラの工場で「何か役立つこと」を開始すると約束した。またマスク氏は、テスラ社の計画はヒト型ロボットの製造に限られないとし、同社は手足を失った人々のためのロボット義肢の開発に取り組む計画だと発表した。
IT・科学
まるでターミネーター 自己治癒できるロボット用人工皮膚が開発
マスク氏は「私たちは信じられないほどの可能性を持ったサイバーボディを実際につくることができると信じている」と述べた。同氏によると、そのためには人間の脳にしかるべきチップを埋め込むだけで十分であり、それによって人間は障害者から本物のサイボーグに様変わりするという。マスク氏は、テスラが開発したヒト型ロボット「オプティマス」が新製品シリーズの基盤になる可能性があるとの考えを示した。
スプートニク通信は先に、イスラエルは空爆の標的選択に人工知能(AI)使用していると報じた。
関連記事
脳腫瘍を93%の精度で発見 AIベースの新ツールが開発
日本とNATO、AIを搭載した兵器のルール構築へ=メディア
コメント