「ウクライナの全標的を攻撃可能」 ロシアの攻撃無人機「オホートニク」を軍事専門家が説明

ロシアの攻撃用無人機「スホーイ S-70 オホートニク-B」は最高6000キロの飛行距離を持つため、ウクライナ全領域の標的を攻撃することが可能となる。軍事専門家のヴァシーリイ・ダンディキン氏はNews.ruからの取材に新型無人機の特徴を語った。
この記事をSputnikで読む
ダンディキン氏によれば、「オホートニク」は全翼機のスキームで作られており、数トンの弾薬を積み、最高時速1400キロまで出せる第5世代戦闘機とタンデムで行動が可能。実際の飛行高度は18キロで、ステルス性を備えている。
「米軍でさえ、こんな脅威には遭遇していない」 ウクライナでの露軍の戦法を米国人記者が説明
「オホートニクの戦場での主たる課題は敵地の奥の防衛拠点、倉庫、装甲車両の車列といった対象に精密兵器による攻撃を行うことにある。無人機が組になって行動する場合、第5世代戦闘機のパイロットがその制御を行うため、戦闘ポテンシャルは上がる。本質的にはオホートニクはウクライナ全域で行動が可能。これはシリアスなマシーンで、数十機は必要だ」ダンディキン氏はこう語っている。
関連ニュース
「主要な脅威」 ウクライナ軍、ロシアの戦闘機Su-35の優位性を認める
「粉々に砕け散った」 仏の自走榴弾砲がロシア無人機に破壊される様子を英マスコミが報道
コメント