共同声明には「双方は、2024年までにオーストラリア国防情報機構の枠内にオーストラリア統合情報センターを設立することで合意した」と述べられている。
声明によると、同センターは両国間の「情報分野における長期的な協力のさらなる強化」に寄与し、インド太平洋地域で「戦略的に共通の関心がある」問題の分析などを任務とする。
また声明には、両国政府はインド、インドネシア、フィリピン、韓国との協力を深化させる機会を模索すると記されている。
これに先立ち、オーストラリアのマールズ国防相は協議後、同国はミサイル生産における米国の支援を期待していると述べた。米国のオースティン国防長官は、オーストラリアが2025年までに多連装ロケットシステム用の誘導ミサイルを生産することが可能となるよう支援すると表明した。
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