デイリー・エクスプレス紙によれば、訓練は英国南西部のオークハンプトンの国防訓練センターで行われている。センターへの他の軍部隊や民間人への立ち入りは禁じられている。英国軍部高官内の消息筋の情報では、訓練ではNATOの柔軟な戦術を使用することに重点が置かれており、ウクライナ特務隊員の養成には英国海軍第3コマンドー旅団があたっている。
養成される旅団はウクライナ軍のクリミア侵攻では最も重要な任務を遂行するものと見られており、その侵攻をウクライナ空軍、海軍が援護する。
デイリー・エクスプレス紙によれば、キエフ当局はクリミア侵攻に新たな長距離ミサイルを使用し、ロシア軍の供給を破壊する計画を立てており、そのためのミサイルは英国、米国、独から供与される。同紙は、作戦の成否は「ウクライナ人自身がどれだけ迅速に適応し、困難を克服できるか、その能力にかかっている」と指摘している。
スプートニクは、ウクライナとNATOの軍部高官らがロシア領クリミア方面への攻撃をシュミレートしたと報じた。
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