「激しい攻撃力」 NATO将校が挙げる、ウクライナ軍の軍機を焼くロシアの武器

NATOのスタヴロス・アトゥラマゾグルー将校はロシアの軍事ヘリコプターКа-52「アリガートル」をウクライナ軍の反攻状況で同軍の装甲車両を破壊する上で有効な武器と位置付けた。同将校は19FortyFiveに寄稿した中でこうした見解を明らかにしている。
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アトゥラマゾグルー将校は「ロシア軍は地上では巧みに熾烈な抵抗を示しながら、同時にウクライナ軍部隊の攻撃に航空部隊を活用している」と指摘し、中でもロシアの軍事ヘリКа-52Мに注目している。同将校は英国の軍事諜報データを引用し、新たな派生形の 構造の耐久性と戦闘能力が数倍強化されていると書いている。アトゥラマゾグルー将校は構造の改善にはシリアでの実際の戦闘経験が役に立ったとの見方を示している。
アトゥラマゾグルー将校によれば、「Ка-52Мの新たな派生形は空対地の新たな対戦車誘導ミサイル「305」の使用に対応している。「305」ミサイルはおよそ15キロの射程距離を持つ。まず、Ка-52Мの乗員はウクライナの対空防衛システムの到達範囲を超えた地点からミサイルを発射できる」また、ミサイルには誘導システムがあるため、ヘリは発射直後に方向を変え、攻撃可能なゾーンから迅速に離れることができる。乗員は遠方からその後でミサイルの飛行を修正することができる。しかも最初に決めた標的をそこに到達する数秒前に別の標的へと方向転換することまで可能だ。アトゥラマゾグルー将校は、このことからウクライナ軍にはКа-52Мから発射されたミサイルを避けるチャンスはないと強調している。
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これより前、スプートニクは、ロシアの軽量多目的誘導ミサイル「305」(または「イズデリエ305」)がウクライナ軍にとって深刻な脅威となったと報じている。
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