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視覚障害者が舌で「見る」 ロシアが新装置を発明

ロシア人研究者らは視覚障碍者に見る能力を与える、医療用マスクに似た装置を発明した。
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発明されたマスクの動作原理は、人間の脳がその領域間で機能を分散させる能力に基づいており、発明者らは目を舌で置き換えた。舌の表面に特殊な機械に設置し、そこに弱い電気インパルスを流して、情報を伝えるという仕組み。
発明者たちは「物体から反射された光がマスクの外側に内蔵されたステレオカメラにはいると、そこから光のシグナルがデータ処理ユニットに入り、それがユーザーの舌の表面を刺激する電極のマトリックスに伝わる仕組み。短期の習得プログラムでユーザーは普通の視覚に類似する刺激をキャッチできるようになる」と語っている。
研究者らの話では、マスクは失明で失った視覚の代わりになるだけではなく、外傷性脳損傷を受けた後のリハビリや睡眠障害対策用に用いることができる他、脳に食品の宣伝を映像で流す際に味覚を添えたり、人と人の間の考え、感情の伝達にも使うことができる。
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スプートニクは、視覚障碍者は健常者とほぼ変わらずエコーロケーションを習得できるため、見知らぬ空間でも恐れず移動できることが実証された例を紹介している。
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